大田原愚豚舎特集
最新作『地球はお祭り騒ぎ』にて3年連続4回目の東京国際映画祭スプラッシュ部門ノミネートを果たした渡辺紘文(監督)と渡辺雄司(音楽監督)率いる兄弟ユニット、栃木県大田原市を拠点に活動している大田原愚豚舎の過去作『七日』と『プールサイドマン』を特集上映します。
【上映スケジュール】
『七日』
11/27(月)–11/29(水)、12/1(金)19:00
『プールサイドマン』
12/4(月)–12/8(金)19:00
12/11(月)、12/13(水)~12/15(金)19:00
12/15(金)19:00上映後、渡辺紘文監督トーク付き
【会場】CINEMA VOICE 茨城県水戸市大工町1-6-1ベルスポットビル4F
【料金】2000円(ワンドリンク付)
『大田原愚豚舎は渡辺兄弟が地元・大田原を活動の拠点として結成以来、年に1本のペースで新作を発表している。なぜ、こんなペースで新作を発表できるのだろうか?それは映画を作る者たちにとって事件でさえあるはずだが、一部の好事家を除いて順調に無視されることだろう。『そして泥船はゆく』以来、研ぎ澄まされていくユーモアとペーソスの正体とは、そのことに対する静かな抵抗であり、ともすれば観客を挑発しているだけに見えかねない。だが、至極真っ当で礼儀正しい映画のようにも見える。そのことが一部の人間を動揺させる。映画に対して、礼儀正しいということは、これこそ厄介な問題であり、それに取り組むことは、至極野心的なことなのだと思う。』CINEMA VOICEプログラマー鈴木洋平