シネポートシアター MITO vol.22 映画
『ジェイン・ジェイコブズ ニューヨーク都市計画革命』上映会
もしもジェイコブズがいなかったら、世界で一番エキサイティングな都市・ニューヨークは、きっとずっと退屈だった。
建築界のバイブルとして読み継がれる「アメリカ大都市の死と生」の著者ジェイン・ジェイコブズに迫ったドキュメンタリー。1950年代のアメリカ。モダニズムを背景に自動車中心に合理的な都市計画が主流を占めていた。そんな中、1961年に刊行された「アメリカ大都市の死と生」はこれまでとはまったく異なる新しい都市論を展開し、世界に大きなインパクトを与えた。今や都市論のバイブルとなっているこの本を書いたのは、ニューヨークのダウンタウンに住む主婦ジェイン・ジェイコブズ。実際に暮らす生活者の視点で街を観察し、魅力的な街づくりのためのさまざまな独創的なアイデアをつかんでいったジェイコブズとその仲間たちは、「マスタービルダー」の異名を持つ都市開発の帝王ロバート・モーゼスらが強引に推し進める開発プロジェクトを阻止するため、壮絶な闘いを繰り広げていく。本作では当時の貴重な記録映像や声を織り交ぜ、「常識の天才」ジェイコブズに迫っていく。
<期日>2019年6月15日(土)
<上映作品>ジェイン・ジェイコブズ ニューヨーク都市計画革命(2016年/92分)
<上映時間>開場13:15
①13:30〜15:30 ②15:45〜17:45 ③18:00〜20:00
<会場>Café+zakka+gallery Minerva
(茨城県水戸市宮町2-3-38 ホテル水戸シルバーイン2F)
(茨城県水戸市宮町2-3-38 ホテル水戸シルバーイン2F)
<料金>※全てワンドリンク付きチケットです。
当日 一般(大学生以上)1600円/中高生1000円/小学生以下500円
[内容解説]
1950年代ニューヨーク。
それまでの都市計画を根底から覆し、ダウンタウンの大規模な再開発を阻止した一人の女性がいた。
1961 に出版された「アメリカ大都市の死と生」は、近代都市計画への痛烈な批判とまったく新しい都市論を展開し、世界に大きな衝撃を与えた。今や都市論のバイブルとなったこの本の著者は、NYのダウンタウンに住む主婦、ジェイン・ジェイコブズ。建築においては一介の素人に過ぎなかった彼女の武器は、その天才的な洞察力と行動力だった。本作は、当時の貴重な記録映像や肉声を織り交ぜ、“常識の天才”ジェイコブズに迫った初の映画。都市は誰がつくり、誰のためにあるのか? 私たちが暮らす街の未来を照らす建築ドキュメンタリー。
監督:マット・ティルナー
声の出演:マリサ・トメイ(『レスラー』、『スパイダーマン:ホームカミング』)
ヴィンセント・ドノフリオ(『マグニフィセント・セブン』、『デス・ウィッシュ』)