音楽と映像が幸福に結びついたヌーヴェルヴァーグ時代の代表作を上映!
2019年1月、この世を去ったフランス音楽界の巨星ミシェル・ルグラン。
50年代に創作活動を始めて以来、数多くの名作を遺してきた彼の作品の中から、50年代後半若き映画人たちの起こした映画運動“ヌーヴェルヴァーグ”の監督たちとのコラボレーション作品群を特集した企画〈ミシェル・ルグランとヌーヴェルヴァーグの監督たち〉から、あまや座では4作品特集上映いたします!
盟友と呼ばれたジャック・ドゥミ監督の言わずと知れた伝説的名作『シェルブールの雨傘』(64) 、ジャン=リュック・ゴダールとコンビを組んだ『女は女である』(61)他、珠玉のフランス映画たちがスクリーンに甦ります。
『ロシュフォールの恋人たち』 / 7月4日(土)〜17日(金)
『シェルブールの雨傘』 / 7月4日(土)〜17日(金)
『女は女である』/ 7月18日(土)〜24日
『女と男のいる舗道』 / 7月18日(土)〜24日(金)
ミシェル・ルグラン Michel Legrand
1932年2月24日パリ生まれ。父は指揮者、母は楽譜出版社の経営者、妹は後にジャズ・ボーカリストになるという音楽一家に育つ。11歳でパリのコンセルヴァトワールに入学し、作曲法をナディア・ブーランジェに学ぶ。卒業後は、ジャズ・ミュージシャンとしてデビュー。58年にマイルス・デイヴィスなどとアルバム『ルグラン・ジャズ』を発表し高い評価を得る。一方で54年に映画音楽に進出、ヌーヴェルヴァーグの監督たちタッグを組み数多くの名作を生み出し、『シェルブールの雨傘』で初めてアカデミー賞にノミネートされる。その後ハリウッドに進出し、生涯で3度アカデミー賞を受賞。晩年は本格的なクラシックのアルバムを発表。2019年1月26日、パリの自宅近くの病院で息を引き取る。享年86。
※現在あまや座では、感染症対策として、しばらくの間「事前予約制」「座席指定」を行なっております。詳しくはあまや座公式ホームページをご覧ください。
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