※延期【2/20】シネポートシアター MITO vol.39 『典座 -TENZO-』

本上映会は、茨城県独自の緊急事態宣言が延長(延長期間2/8〜2/28)されたこと受け、開催延期といたします。

※延期日は未定です。決まり次第お知らせいたします。

シネポートシアターMITO vol.39『典座 -TENZO-』

『サウダーヂ』『バンコクナイツ』に続く富田克也最新作は、仏教とそれを取り巻く3.11以後の日本のすがた

上映作品|『典座 -TENZO-』(62分)

上映時期|2021年2月20日(土)

上映時間|開場13:00
①13:20〜14:25②15:20〜16:25③17:20〜18:25

上映会場|Café+zakka+gallery Minerva
(茨城県水戸市宮町2-3-38 ホテル水戸シルバーイン2F)

※会場には駐車場はございません。公共交通機関か近隣の有料駐車場をご利用ください。

定員|各回20名程度

入場料金|
前売1400円/高校生以下1000円  
当日1700円/高校生以下1200円
※前売・当日共にチケット代にワンドリンク(500円分)含む
前売デジタルチケット▶︎ https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01p70hcx99e11.html

主催:310+1シネマプロジェクト
問合せ:310cinema@gmail.com
https://310cinema.wordpress.com

<作品>
演じているのは、全国曹洞宗青年会の実際の僧侶たち。映画製作にあたり、彼らが“今、一番話を聞いてみたい曹洞宗の高僧”青山俊董老師の元へ、実際に智賢が訪ね交わされた対話を軸に、福島、山梨、長野、そして中国の自然の中で繰り広げられる、現代日本の僧侶たちの日常が、フィクションとドキュメンタリーの枠を超え、円環しはじめる。

監督は常に規格外の作品で国内外に話題を振りまく空族・富田克也。『サウダーヂ』(11)で疲弊する地域社会を描き、『バンコクナイツ』(16)では現代日本をアジアから照射したが、今回は仏教とそれを取り巻く3.11以降の日本社会の姿を真っ向から捉えた。第72回カンヌ国際映画祭の批評家週間「特別招待部門」に選出され、海外からの驚嘆の眼差しで迎えられた作品。

『典座 -TENZO-』2019年/62分/DCP/ビスタ/5.1ch
出演:河口智賢、近藤真弘、倉島隆行/青山俊董
監督:富田克也/脚本:相澤虎之助、富田克也/プロデューサー:倉島隆行/アソシエイトプロデューサー:小山内照太郎、大野敦子、筒井龍平/撮影・照明:スタジオ石/録音・整音:山﨑巌/編集:富田克也、古屋卓麿/音楽:右左口竹の会、Suri Yamuhi And The Babylon Band、NORIKIYO
題字:藤田喜彦/デザイン:今村寛/ウェブ・デザイン:山田俊哉/スチール:山口貴裕/VFX:定岡雅人
宣伝:岩井秀世/配給:空族/製作:全国曹洞宗青年会
公式HP:http://sousei.gr.jp/tenzo/

<物語>
10年前、本山での修行期間を終えた兄弟子の隆行(リュウギョウ)と弟弟子の智賢(チケン)は、自らの生まれた寺へとそれぞれ戻っていった。

富士山の裾野に広がる山梨県都留市、耕雲院。智賢は、住職である父と、母、妻、そして重度の食物アレルギーを抱える3歳の息子と共に暮らしている。全国曹洞宗青年会副会長としての顔も持ち、いのちの電話相談、精進料理教室やヨガ坐禅など、意欲的な活動を続けている。

一方の兄弟子・隆行は福島県沿岸部にあったかつてのお寺も、家族も檀家も、すべてを津波によって流されてしまった。今では瓦礫撤去の作業員として、ひとり仮設住宅に住まいながら本堂再建を諦めきれずにいた―。

仏僧も、それぞれみなひとりの人間。仏教は果たして必要とされているのか? 今こそ本当に信仰が求められる時代なのではないか。苦悩しながらも仏道に生きる若き僧侶の姿、そして高僧・青山俊董のことばを通じて、映画は驚くべき境地に観客を誘うことになる。

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